様々なクライアント企業に対してデータ活用推進のためのコンサルティングを行っていく中で課題となっていた『良い分析結果が出ても、なかなか運用に結び付かない』をデータ活用研修を受講していただくことで解決した。
有限会社MEG
代表取締役社長
木暮 大輔 様
※部署名・役職名は取材当時のものになります
MEGでは、ビッグデータ活用のための総合コンサルティングを行っています。
対象業種は、製造業/流通業/小売/医療など多岐にわたり、データ活用を成功させるための組織体制のご提案、分析にまつわる人材の採用や育成、トレーニングの計画や実施など、導入環境の設計からご支援しています。
私達は、様々なクライアント企業に対して、データ活用推進のためのコンサルティングを行っています。その中で、『良い分析結果が出ても、なかなか運用に結び付かない』といった課題もよく聞かれます。
原因としては、
などが挙げられ、組織的な阻害要因が分析結果の現場での運用を困難にしています。
今回アイズファクトリー主催の「データ活用研修(実践)」へ参加した理由は、どのようなビジネス課題をお持ちの参加者に対して、どのようなコンテンツ・講義を行っているのかということに興味があったからです。
実際に受講して意外だったのは、ツールを操作する時間よりもディスカッションや講師と双方向でやり取りする時間の方が圧倒的に長かった点です。
内容は「ビジネスの理解」「評価」「展開案」についてのディスカッションやブレインストーミング、事例紹介がメインとなっており、ビジネスを成功させるための分析を強く意識させられました。
ビジネスを充分に理解し、分析の目的を明確にすることで、分析内容も変わってくるのだということを実感できました。
研修の中で、参加者からの様々な疑問に対して、講師の豊富なプロジェクト経験からわかりやすい事例を柔軟に示されており、より理解が深まりました。
今回の参加者の方には、分析実務そのものよりも、分析のディレクションを行う立場の方も多く、分析の進め方にフォーカスした研修内容は、そういったニーズに応えていたと思います。現場の最前線で分析を担う方々との活発なディスカッションにも非常に刺激を受けました。
私どもが課題として持っていた「分析結果の運用」は他の企業でも同じく課題であることが分かりました。成功するための分析プロジェクトの進め方として紹介された「CRISP-DM」は、多くの部門が共同してデータ活用を行う際の共通言語として必要になると感じます。
データサイエンティストの要件である、「ビジネス」「解析」「IT」の能力を全て兼ね備える人材は少ないことから、専門部門が連携してデータ活用を行うことになるため、それらの部門が「CRISP-DM」を学ぶことで、データの活用目的の認識を一致させデータ活用を運用に結び付けることが出来るようになると思います。
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