カードブランド、都道府県、入会店舗、職務、職業、性別、入会年月日、配偶者有無、年齢、月平均利用額、月平均利用回数、累計利用額、前回優待率、今回与信金額、年収、利用単価、キャッシング利用有無、キャッシング付帯等のデータを解析し、DM送付によるゴールドカードへの切替確率を予測した。
解析結果の切替確率が高い顧客から優先的に送付した結果、従来法で実施した前年度の切替率2.2%から2.7%にアップした。
また、カードの切り替え1件当たりの獲得コストも約2,900円削減できた。
さらに、従来法では発見できなかった切替率が高い顧客像の把握に成功した。
営業・マーケティング本部
営業部 データベース・マーケティングチーム
小城 幸子 様
※部署名・役職名は取材当時のものになります
JALカードは、JALグループが提供するマイレージプログラムを付加価値とした「航空系クレジットカード」として、多くのお客さまにご利用頂き高い評価を得てまいりました。
「最高品質の航空系クレジットカード」としてご利用頂けることを最大の目標として、各種施策を展開しております。
当部署のミッションとしては、新規のお客様の入会促進と既存のお客様の利用促進の2つがあり、今回は既存のお客様に対するダイレクトメール施策について分析を行いました。
私どもでは年に数回、既存のお客様に対してより還元率の高い上位カードへの切り替えや、オプションサービスをご案内するダイレクトメール施策を行っております。
これまでもBIツールを使った送付対象の分析は行っており、年間利用額が多い程オプションサービスに入会して頂きやすいなど、入会ニーズの高いお客様像はある程度把握出来ていました。
しかし、これらの運用だけではダイレクトメールでの入会率が伸び悩んでいたこともあり、アイズファクトリーを含めた2社に過去データのテスト解析を依頼しました。
結果、解析担当者の方の高い分析力や解析内容をオープンに教えて頂ける点などを評価し、コンサルティングも含めたbodaisの活用を決めました。
利用後初めてのダイレクトメール施策では、これまでの選別方法での入会率とbodaisを使った選別方法での入会率を比較するため、双方のリストに基づきダイレクトメールを送付し比較検証を行いました。
結果、従来法と比較し入会率で130%以上の上昇が見られ、想像を上回る成果を得ています。
bodaisを使うことで、これまでの選別方法では送付対象とならなかったものの入会ニーズの高いお客様を抽出することができ、入会率も改善できた点に満足しています。
今後、今回のモデルの活用だけでなく他の施策にもbodaisを活用していきたいと思っています。
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