株式会社アイズファクトリー(本社:東京都千代田区、代表取締役:大場智康、以下、アイズファクトリー)は、忖度AI(人に優しいAI、AIを制御するAI)シリーズのうちゲーム版(ゲームAIを制御する忖度AI)を、2020年1月からテスト的に提供を開始します。

 貴社でお持ちの(ゲームは特定しない)強いゲームAI(※)を制御する形で、対戦相手と比較して5段階(5.相手よりすごく強い、4.相手よりちょっと強い、3.相手と同程度、2.相手よりちょっと弱い、1.相手よりとても弱い)に、忖度AIが自動調整を行います。どんなレベルの方でもいい勝負になる形での提供が可能になり、また、学習のために少し強い相手として対戦させることが出来ます。
無料体験版: https://bodais.com/system/sontaku-ai-reversi-demo/

サービスイメージ

忖度AI(人に優しいAI)シリーズ

背景

 最近のAIは強いものがほとんどで、人に優しい、人が楽しむことが考慮されていないことが多い状態です。本来であれば、政府が提唱している「人間中心の AI 社会原則」のひとつである「公平性、説明責任及び透明性の原則」に則り、理由までわかる必要があります。
 人類のAIとの共存の中では、人に優しい、人のやる気が出ることが重要であり、ゲームに限らず、学習の場面でも必要とされると認識しています。

サービスの特長

・着手の候補が提示できる強いAIをお持ちであれば、AIやゲーム内容を問いません
 強いAIは着手候補を提示できる、かつ、盤面の表示が出来る必要があります。また、強いAIの一番強いレベルを超えることはできません。

価格

AI提供後1ヵ月で、忖度AIと接続できるか検証します
120万円/1ヵ月
※初期の段階で接続できないことが分かれば、料金は掛かりません。

今後の展開

  • 人の強さを判定した結果の表示機能の追加
  • どの手が良かったか悪かったのかの説明機能の追加
  • ゲームに限らないe-learning上での学習サービスへの適応

従前どおり、強いAIの開発依頼も承っております。

bodais(ボダイス)について

 bodaisは、株式会社アイズファクトリーのデータ解析プロジェクト実績をベースに開発された、機械学習機能を内蔵した共存型データ解析プラットフォームです。データ活用を行われる際、bodaisを利用することで、データ整備に関わる作業コストを大幅に削減でき、簡単な操作で意思決定に活用できる解析結果を得られます。それにより、本来のビジネス目的を達成するための施策立案とその実行に注力する事ができます。 また、自社で解析エンジンをお持ちの企業様では、自社エンジンとbodaisを連携させることで、双方の分析結果を掛け合わせ、業務改善・サービスの付加価値向上が実現できます。自社内にデータをお持ちの場合には、保有データをbodaisプラットフォーム上でご提供いただくことで、保有データを収益化できます。

株式会社アイズファクトリー(i’s FACTORY)について

 2000年4月、理学博士が中心となり設立したデータ分析の専門家集団。大手企業と共同研究開発した世界初となる解析エンジンも含めて300以上のデータ解析プロジェクトで構築されたオリジナルな解析エンジン・ツール、解析ノウハウを有する。さまざまなAIサービスアプリを簡単に構築できる、自動進化型AIプラットフォーム「bodais」をリリース。高度な専門知識が必要とされるデータ解析の門戸を広げ、多くの企業に利用されている。近年は企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するためのサービスを提供している。AIエンジン共同研究開発・AIサービス共同提供に加え、顧客企業内人材養成のためのAI研修や、DX推進を加速するためのAI人材オンサイト支援など、データ活用の観点から企業が抱える課題を多面的にサポートしている。
Webサイト https://bodais.com/company/

※ 強いAIとは、単に強いという意味であり、弱いAIと対比される「人間のような自意識を備えているAI」ではありません。


【プレスリリースPDF】忖度AI(⼈に優しいAI)シリーズのゲーム版を提供開始 〜「忖度AI リバーシ」を体感できるサイトを公開〜